安全性の追求

ミツテックの高精度の製品は、顧客から高い評価を頂いています

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レール絶縁金物は、信号機や踏切警報機の設置などの為、軌道をある区間ごとに切って電気回路を作る場合に必要です。又レール絶縁は、絶縁材と金物類に分けられます。当社は、レール絶縁金物の継目板を製造しています。

製品開発による省力化・持続可能なメンテナンスを実現

安全な軌道確保及び軌道保守の省力化に貢献するため、お取引先様のご協力のもと、様々な締結装置の試験、共同開発を行ってまいりました。お取引先様が抱える課題解決の一助となるべく、品質の良い締結装置の安定供給を目指しています。

レール締結装置継目用の改良製品を開発

近年の軌道工事は、軌道最大の弱点である継目部を減らすためのロングレール化が進められ、伸縮継目などで対応してきたことで保安・保守及び乗心地が改善されてきました。
しかし、実際は全ての継目部がその限りではなく、現在も各々の現場に適した締結装置が求められています。お取引先様のニーズに応えるため、従来品より板ばねが脱落しづらいレール締結装置 H形50N継目用改良形をお取引先様と共同開発致しました。
その後、さらに4つ穴形状のタイプレートも開発し、今も改良を続けている締結装置です。

レール締結装置 軌間調整用タイプレート(ラック式)
レール締結装置 H形 50N継目用改良形
特 徴
  1. .全体的にI断面で、応力集中が起きるような断面の変化もなく、ロングレールの伸縮に対して制約するものもなく、PCマクラギ及びタイプレートを使用しての40分の1傾斜敷設も可能である。
  2. .従来の50N-F-H形に比較して合成を増加。材質と強度の向上を図っている。
  3. .焼入れ、焼き戻しの熱処理を施した。
レール絶縁

材質:S35C(未熱処理品)

継目板の中央部が補強金具をつけることができるようにL形断面となっており、 その両端は、I形断面となっている。本来補強金具を取り付ける形式だが、現在補強金具を取り付けていない場合が多い。 その為、この断面変化部に応力集中が起きやすく、小さな傷又は、継目板ボルトのゆるみや継目落ち等が加わると簡単に損傷する恐れがあります。

材質:S45C~S55C(熱処理品)

レール絶縁は、旧国鉄電気局にて企画化されているが、従来から使用されている50NFH継目板の折損事例が発生したため、 この対策として強度を補強し、レールふく進を可能とした金物を旧国鉄施設局企画として制定されたものである。
現在、西日本旅客鉄道株式会社様では、50NFH継目板のI形化を進めており、多くの受注を頂いております。

絶縁継目板50N-I(分岐器用)も製造しております。